「新年、タラゴンちゃんはおじいちゃん龍神を尋ねる」の巻

　　　　　　　　　　　　　　　　　　(紙に筆ペン、水彩絵の具)　　　　

タラゴンはハーブ由来の名前でフランス語ではエストラゴン(小さな龍)。

だから猫のタラゴンちゃんは小龍なのです。

それだから、タラゴンちゃんのおじいちゃんは龍。しかも龍神です。

龍年(辰年)のお正月、今日はおじいちゃんの大好きなお酒(日本酒)を持って、新年のお祝いにお友のチュウ吉と、雲の上の龍神の棲家を尋ねました。

おじいちゃんはタラゴンちゃんからすると偉大な存在で、最も尊敬する大龍神です。

しかし、日頃は生真面目で、凄く優しいのだけれど、少し頑固でややお顔が怖いのです。そのおじいちゃんが、孫のタラゴンちゃんが持って来た大好物のお酒を一目見るなり、喜び勇んでグイグイとそれはそれは美味しそうに吞み始めました。

すると途端に顔がほころび、

「これは旨いお酒じゃのぉ、タラゴンはほんに気が利くのぉ、賢い子じゃ、良い子良い子！」と頭をなでなでして褒めてくれました。

大好きなおじいちゃんがあんまり喜ぶので、タラゴンちゃんも、一口ぺろっとお酒をなめただけなのに、お顔が赤く染まって、とってもうれしい気持ちになりました。

そうして、「これから益々のおじいちゃんのご長寿とご活躍を心よりお祈り致します」と心から願うのでした。

新春初絵で小作品を描きました！

皆様本年もどうぞよろしくお願い致します🌸

(タラゴン＆真季微)

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「世の中辛く苦しく悲しい事が多いから、それだから絵だけは、明るい色彩で楽しい心持ちで描かないといけないよ・・・。」亡き絵の恩師(山本尚政)の言葉です。師は大正生まれで戦地にも赴き過酷な戦時中を生き抜いた方です。今正にこの言葉を胸に刻み、今年も絵を描いて生きて行こうと思います。

新年早々に心痛む震災の発生。どうか一人でも多くの方(ペットさん達も)が一刻も早く無事に救出されますよう心より願いお祈り申し上げます。

※真季微の作品は「作品の紹介Ⅰ」

「作品の紹介Ⅱ」「小作品」「月を描いたピエロ」で ごゆっくりご鑑賞ください☆

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