三毛猫タラちゃん館長だより

 ☆ようこそチェリー美術館へ☆タラゴン館長です🐈

美、愛、富、豊穣、繁栄、幸運などを司る女神、

ラクシュミー完成！

「ラクシュミー誕生」R2年10月完成

油彩F４号(333x242mm)ご依頼作品

お顔のアップ

ラクシュミーは美、富、豊穣、幸運を司る女神様。

その美しさはなんと世界一！宇宙一⁉とも讃えられる程。

生誕の地インドでは特に人気のある神様です。

日本では仏教に取り入れられて吉祥天の名前で親しまれています。

　ヒンドゥー教の神話でラクシュミーは、神々が飲む不老不死の秘薬アムリタを作る際、海を撹拌(乳海撹拌)した時に誕生(実際は海の底で眠っていたとか)した女神様。その際、赤い衣装を着て、蓮の花を持ち、蓮の花に乗って登場した為、古代の聖典では「蓮華に立つもの」「蓮より生まれたもの」「蓮の花輪を帯びるもの」という呼び名もあるのだそう。肌も蓮の花の色味を帯びているのだとか。インドの神様に共通する手も四本あります。誕生の際白い像が聖水をかけ祝福したたそうです。

　こうして誕生したラクシュミー。その美しさは神々や悪魔アスラ達をも魅了し、数々の求愛を受けましたが、ラクシュミーが選んだのは、インドの三大神の一人ヴィシュヌ神。めでたく結婚されました！世界一仲のいい夫婦だとか云々。

　

　ラクシュミー神にゆかりの深い依頼主に、ご依頼を受けて制作。今回も真季微さんは、ラクシュミーさまを描くのは初めてだったので、いろいろ調べながら描きました！

そうして、まるで赤い蓮の花から生れたように蕾が開くイメージで、お美しくて可愛いくてきらきら輝くラクシュミーさまの完成！誕生でーす☆

　四本の手それぞれに、①不老不死の秘薬の入ったアムリタの壺、②蓮の花、③ほら貝(ヴィシュヌ神も持つ魔除けの持物)、そして④右手からは金がキラキラと！！

背景には一緒に描くと縁起がいいと言われる白い像さん！

よーく見ると、ラクシュミーの乗り物の白いフクロウと、ラクシュミーとゆかりの深いヴィルヴァの実も描きましたよ☆

キャンバスサイズが小さいので、宝石箱の様なキラキラとした絵の完成です✨

　

オーム　スリーム　フリーム　マハ　ラクシュミイェー　ナマハ　(ああ　偉大なラクシュミーさまに帰依します、お力をお貸し下さい)という意味のマントラを毎日唱えるとラクシュミーのご加護があるのだとか・・。

真季微さんは、描きながら何度も唱えていたので

(=^・^=)ご利益あるといいにゃっ💕

　ご覧になられた皆様にもたくさんの真の幸運が訪れますように！！！　

追伸　女神ラクシュミーをお祝いするインド最大のお祭りディワリ。インドのお正月にあたり「光のフェスティバル」と呼ばれる。今年2020年は１１月14日。

善が悪に勝つ、もしくは光(善)が悪(闇)に勝ったことを祝うお祭りもしくはインドのお正月だそうです✨

※真季微さんの作品は「作品の紹介Ⅰ」「作品の紹介Ⅱ」「小作品」「月とピエロの物語」で ごゆっくりご鑑賞ください☆

※運命鑑定・占いは「五星灯人の部屋」へどうぞ☆

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